大会基準および競技規則(赤字は公開後の変更箇所)
「大会基準」
大会主催者は大会運営にあたり、「競技者・大会関係者および一般地域住民・周辺航行船舶への安全」を最優先に配慮することを確認する。
大会主催者は大会運営にあたり下記の権限を保有する。
(1)大会当日において台風等天候により競技環境の悪化・十分な安全確保が見込めないと判断した場合には、競技が開催される以前あるいは競技中においても競技の内容の変更または中止を決定する権限。その際の中止基準は平均風速10m以上、波高1.5m以上とします。
(2)競技規則に違反した競技者に対して、失格・競技の中止を命令する権限。
(3)競技技術の未熟さ・過度の疲労・競技中の事故等の理由で競技続行に支障があると判断した競技者に対して競技の中止を命令する権限。
「競技規則」
ルールの厳守と責任・安全管理義務
(1)競技者は本大会競技規則、水上における交通規則、主催者運営委員の発する案内、指示および注意・警告・命令を厳守しなければならない。今大会は右側通行とし、ブイと海岸の間をコースとする。また、折り返し点では反時計回りにブイを回り、速やかにコース内へ戻らなければならない。
(2)競技者は本大会が海上・施設・自然環境を利用して開催されることをよく理解し、主催者および大会関係者による案内・注意・指示などの有無にかかわらず安全を確保できる注意を払いながら競技を遂行しなければならない。
(3)競技者は自己の責任において体調を維持し、安全管理を怠らず競技を遂行しなければならない。
(4)競技者は良識あるスポーツマンとして、フェアプレイの精神を持って行動することを要求され、危険行為や大会運営に支障が起こるような言動・行動は慎まねばならない。
(5)先行艇の追い抜き等にあっては十分な艇間の距離を置いて接触等の事故の無いように競技者は注意しなければならない。
安全確保と緊急合図
(1)競技者は救命胴衣を着用して競技に参加しなければならない。
(2)競技者は本大会環境を十分に把握し能力に応じたペースを守り、他の競技者・競技者以外の周辺航行船舶との接触をさける十分な間隔を保ち競技を遂行しなければならない。
(3)競技者は競技中に援助を必要とする場合は「競技を中止して、片手を頭の上で振り救援を求める」ことで統一する。
(4)競技者は他の競技者が沈(転覆)等の状態にあり、安全の確認ができないときは救助に向かわなければならない。
(5)海上の通行は原則右側通行とし、艇が交互する場合は衝突を避けるため、厳守すること。
競技中止
(1)自ら棄権する競技者は速やかに大会役員(競技中にあっては最寄りの監視員)にその旨通知し、指示に従って速やかに競技コースから退却しなければならない。
(2)主催者運営委員から協議の中止を命じられた競技者は速やかに指示に従って競技コースから退却しなければならない。
(3)競技者が競技中に沈脱した時は、自力による再乗艇ができない場合はその時点で失格となり、前項の(3)で記載した救援を求めるものとする。
(4)自力による再乗艇ができない場合とは、セルフレスキューを3回試みて乗艇出来ない場合、及び全く自力で乗艇することが出来ない場合とする。
(5)主催者が競技中における中止を決定した場合は監視員より水上において通知されるので、競技者は速やかにその指示に従わなければならない。
競技中の小休止の許可と競技復帰
(1)競技者の安全のため競技中における小休止は随時可能とするが、競技者自ら病院、休憩・飲食施設等を利用した場合は原則として競技に再復帰することは出来ない。
(2)競技中の小休止の際には、他の競技者の競技遂行を妨げないよう配慮する必要があり、競技復帰に際しては競技コースを離脱した地点から再スタートすること、また競技終了者が再度競技コースに入ることを禁止する。
競技コースの確認
(1)競技者は個人の責任において事前に競技コースおよび競技環境を把握しなければならない。なお視察・試漕に際しては、個人の責任において行うものとし、大会実行委員会は関知しない。
(2)競技者が競技中に指定のコースを離脱した場合は原則として離脱した地点に戻り競技に復帰する事は認めるが、主催者の判断によりペナルティーを科す場合がある。
制限時間
(1)スタートから2時間30分とする。
競技用ゼッケンの艇への貼り付け
(1)主催者から提供されたゼッケンは主催者の指示にしたがい艇に貼り付け、それらを変造することを禁止する。
大会中止について
(1)大会役員は天候悪化・事故等により大会の安全確保ができないと判断した場合は、競技開始以前あるいは競技中に競技中止を決定する。競技者は大会役員の指示に従い行動しなければならい。
(2)フェスティバル当日の大会中止の場合、参加費は返納することはできない。
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