NO12 「島猫見に来ました」
2002.7掲載
 キャンプ場を訪れる方との語らいは、色々な情報?を得る事が出来ます。
 毎年来られるバイクのお客さんとの語らいの中で「北海道では、大概えぞ○
○と云う動物、植物が多いでしょう。例えば有名所では、えぞ鹿等々。馴染み
少ない所では、えぞ黒鳥もいるんですよ!」とのお話。「それは北海道ですか
ら、黒い鶴ですか?」と尋ねた所、「ここにも似た鳥がいますよ。わかりませ
んか?北海道にいるカラスの事。えぞ黒鳥と云うのは冗談ですが。」こんな冗
談話もその一つです。
 数年前のG・Wにお越しになった、2人組のバイクキャンパーの方が「管理
人さん、朝起きたらパンとかを何物かに食べられていましたが、何か動物とか
棲んでいますか?」との問いに、先出での話を元に「島黒鳥とか、島猫だと思
いますけど。」「何ですか?、小豆島にはそんな珍しい物がいるんですか?」
「北海道に棲んでいると、えぞ○○と云うのが多いでしょう。だから小豆島に
棲んでいる物も島○○と呼んでいるんです。普通のカラスと野良猫の事ですけ
ど。」とお答えすると「島だけに本当かと思いました。」そんな会話をし、お
別れいたしました。
 昨年のG・W終盤、掃除をしていると「島猫は絶滅していませんか?」とそ
のバイクキャンパーが来場されました。「あれから、バイク仲間へ小豆島に行
くと、島猫とか島黒鳥とか珍しい生き物がいて、その上その生き物を操ってい
る島管理人がいるキャンプ場あるぞと案内しているんですよ。」と、逆に一本
取られました。
 今度ご来場の際には一本取り返そうと、そのバイクキャンパーとの再会を楽
しみにしております。